虹色宝石譚 ～イシヨミの贈り物～ 游戏

虹色宝石譚
それは現と夢が交わり、人と人ならざるものをつなぐ女性の物語

石化症候群にかかり、彼女は勤めていた宝飾店を退職した。死亡率100%とも言われる奇病だが、彼女に悲観はなかった。むしろ、自分の好きな石になって死ぬのは、悪くないとさえ思っている。
暇をもて余していたある日、自宅の近くに見知らぬアンティークショップを見つける。何か惹かれるものを感じた彼女は店内に入る。沢山のアンティークがおかれている店内に、一人佇む年齢不詳の美しい男。この店の店主だという男は、彼女と少し言葉を交わした後、自分の店で働かないかと誘う。
急な話に戸惑うものの、奇妙な引力もあり承諾し、彼女は店主の助手となる。

不治の病に侵された助手とミステリアスで野性味のあるイケメンの店主が経営する
彼女の叔父の家からも近い骨董品店『虹晶堂』。
時に切なく、時に豊かな味わいの物語をお届けします。