ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。
17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。
一度目の満月の夜、僕は森の中で、傘で泉の水をすくう少女と出会う。
「ブルームーンが終わるまで、ここで初恋の人を待っている」と言う彼女。
同い年なのにどこか不思議な彼女や、
彼女と歩いた夜の京都に違和感を覚えながらも、
僕は彼女に惹かれていくが―
「ずっと君を、未来で待っている」
運命の糸で結ばれた2人を描く、時空を超えた恋愛小説。
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17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。
一度目の満月の夜、僕は森の中で、傘で泉の水をすくう少女と出会う。
「ブルームーンが終わるまで、ここで初恋の人を待っている」と言う彼女。
同い年なのにどこか不思議な彼女や、
彼女と歩いた夜の京都に違和感を覚えながらも、
僕は彼女に惹かれていくが―
「ずっと君を、未来で待っている」
運命の糸で結ばれた2人を描く、時空を超えた恋愛小説。