リュカは消え、アルト老は去った。ひとりフェルツヴェン学術院に残ったジネットは、“ひとつめの嘘”について新しい情報が入るまで、久々にのんびりとした時間を過ごす。リュカの事。200年生きてきた自分の事。忘れ去ってしまっていた家族や友人の事―。リュカが生活していた街を巡りながら、様々な事に想いをはせるジネット。そのことは、固く閉ざされていたジネットの心に、小さな変化をもたらしていく…。だがその頃、大陸で静かに起こりつつある“戦争”の波が、学術院を呑み込もうとしていた―。新しい“言葉”で紡がれるネオ・ファンタジー、風雲急を告げる第三弾。
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关联条目
- 系列 銀月のソルトレージュ
杰内特下定决心的一卷,比较日常。算是在两次大战之后开始冷静地处理人与人之间的关系。