李氷・夏朝幻想

白井恵理子原作「黒の李氷シリーズ」のイメージアルバム。话の舞台は数千年前の中国、ドラマは三编収录されている。その间にはさまれている曲も全体的に中国风で均一的にクセのない构成が、いい雰囲気に仕上がっている。
今から数千年前の中国。

神獣、奇獣のうようよしているこの時代にオレは老師と二人で暮らしている。
オレの名は李氷、老師の名は…？
わかんねえ。
づぅーっと昔から老師だった…
歳は忘れた、何百歳か何千歳。
老師がちょっと考え込むと時空が狂ってしまうので、下の人間の世界では時間が異様に速く進む時があるから、オレ達に取っては数時間でも人間にしてみれば何十年てえ時もある。
だから人間の歳からいうと18、9歳くらいのかっこいい若者さ。
今、オレは人間の世界に来ている。
上の世界で、老師と囲碁をあっていたんだが、老師が考えこんじまって、やっぱり今度も時空が狂っちまった。
面白くもねぇ。
俺が目をつけていた可愛い村娘も今じゃあ墓の下にいるに違いねぇ。
それでも、老師の考えているのを待っているよりかはいいだろうとおもって、やってきたんだ。
人間世界には畢方(ひっぽう)に乗ってやって来たんだ。
畢方というのは、一つ目の黒い大きな鳥のようなもので、普段はオレの衣になるっていう、俺の相棒みたいな奴さ。