最強のふたり~京都府警 特別捜査班~

ep.6 京おばんざい事件!!-20度の冷凍殺人トリック!おふくろの味に女4人の殺意

时长: / 首播:2015-08-27
 京都府警捜査一課“夏木班”の刑事・大和田良太(和田正人)が時折、惣菜を購入しているスーパーの店長・近藤潔(迫田孝也)の死体が、店の冷凍倉庫で見つかった。店内で後頭部を殴られ気絶させられた後、冷凍倉庫に運ばれ、閉じ込められたらしい。遺体の周囲には、枯葉のような形状の物体が散らばっていた…。東雲尋八(橋爪功)はその落ち葉のようなものが、京番茶の茶葉であることを見抜く。だが、いったいなぜ遺体のそばに京番茶が落ちているのか、謎だった。
     まもなく、近藤の妻・円佳(小沢真珠)は取り乱した様子で府警本部に現れるが、「捜査の役に立てば」と、夫が使用していたパソコンを夏木朝子(名取裕子)らに提供する。夫が亡くなった直後とは思えない、用意周到な行動に朝子は疑問を抱く。

     その後、被害者のパソコンを調べたところ、近藤は従業員のリストラ計画を進めていたことがわかる。近藤は元々、都内の定食チェーンで売上不振の店舗を指導する立場で働いていたが、京都でスーパーを営む父親の高齢化に伴って帰郷、後を継いだようだ。スーパーの再建に燃える近藤は、良太と馴染みのベテラン店員・玉井加寿代(角替和枝)らは残留させる一方、勤務態度に問題のある若い店員・石原萌絵(末永遥)の解雇を決めていた。
     やがて、萌絵は事件当日の夕方、近藤からすでに解雇を言い渡されていたことが判明。近藤に恨みを抱き、冷凍倉庫を解錠する暗証番号をも知っている彼女を、良太は怪しむ。だが、加寿代は事件の夜、萌絵はシングルマザーの従業員・三河洋子(遊井亮子)と共に自分の家にいたと証言する。良太は、面倒見のよい加寿代が萌絵をかばっているのではと考えるが…!?
     一方、東雲は遺体のそばに散らばっていた京番茶が、犯人からのメッセージではないかと思いはじめる。そんな中、東雲は料理にも京番茶を使うことがあると知って…!?

    脚本:真部千晶 監督:長尾啓司

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