砂倉遙

芦原市を代表する “姫巫女 銀河” の中の人。
父親がマッドサイエンティストだったばっかりに、朝起きたら改造人間に生まれ変わっていたという不幸な少女。
主人公の高畑俊夫とは、幼い頃から一緒に育ってきた。 彼のことは中学を卒業するくらいまでの間は、多少は頼れる兄であり、放っておけない駄目な弟のように思っていた。
しかし、俊夫の自分に対する恋愛感情に気づいてからは異性として意識するようになり、次第に好意を寄せていく。
子供の頃は父親のマッドっぷりが誇らしかったが、世間一般の常識というものが見えるようになるにつれ、どうもアレはいけないことなのだと理解するようになる。
なので表面的には反発して心の中で応援していたが、改造されていたことを知ってからはさすがに激怒。
しかし俊夫の必死の懇願と、研究費が獲得できれば元の身体に戻すマシーンができるからと父親に説得され、渋々言うことを聞くことになる。
ヒーローであることには否定的で、「さっさとやめて平穏な暮らしに戻りたい」 と考えている。