2018-4-13 17:48 /
最後に。
 今回、初めて主人公がメインヒロイン達の恋愛感情を知り、それを巡って修羅場が起こりました。これまでは、リリィがネルを排除したり、フィオナがフラれたエリナを嘲笑ったり、リリィとフィオナがお互いに殺す手段を考えたり、と色々ありましたが、真の意味での修羅場はここが初でした。
 これが書きたかった。
 私の作者としての、一つの到達点。
 このシーンを書いた感想です。ようやく、きちんとした修羅場を描き切ったことで、私はそんな満足感を得られました。これまで、長く書いてきた甲斐もあったというものです。
 思えば、自分の満足いく修羅場というものを、私は一度も見たことがありませんでした。それだけ作品を見ていない、探していない、といえばその通りかもしれませんが・・・きっと、自分の思い描く最高の修羅場というものは、やっぱり自分じゃなければ書けないのだと思います。
 そもそも、ラノベもなろう作品も、あんなにハーレム要素で溢れているのに、ガチの修羅場要素って少なすぎませんか? 需要がないんですか? そうですか。
 ヒロインは綺麗に描きたい。可愛くありたい。作者としては当然ですが、でも、読者としては、本当にそれを求めているんでしょうか。少なくとも、私はソレだけで不満だったから、黒の魔王があります。
 愛が足りない。どいつもこいつも、愛がまるで足りていない。
 すぐ惚れてもいい。チョロくてもいい。でも、一度好きになったのなら、愛を貫けよ。
 身を引くな。一歩も引くな。死に物狂いで食らいつけ。告白を聞き流されても諦めるなよ。面と向かってフラれても諦めるなよ。
 そんな簡単に恋敵(ライバル)を許すな、打ち解けるな。この人には勝てない、あの人には敵わない。もっと挑め。正々堂々挑め。奇襲、罠、謀略、策略、何でもいい。全身全霊、全力で挑め。
 みんな一緒でもいいよ。ふざけんな、そんなワケあるか。許せるはずがない。勝者は常に一人。だから求めろ。絶対に諦めるな。這いつくばって、泥を啜って、血反吐を吐いて。女の子にあるまじき、どんな無様を晒しても、どんなに醜い心を暴かれても。最後の最後まで、追いかけ続けろ。だってお前――ヒロインだろ!!
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